

野菜を搾ったものならなんでも青汁と呼ばれていますが、一番人気なのは、ケールの青葉を搾ったものです。欧米では日常野菜のケールも、どうやら日本人の好みに合わなかったのか、市場に出回っていません。キャベツの親戚ですが、キャベツのようにきざんだ場合、とても青臭くて、日本人の味覚には合わないようです。さて、ケールはアブラナ科の野菜である。ケールにもいろいろな品種があり、現在、最も青汁に適しているのは、ポルトガルケールという大菜種です。春・夏・秋の3回種を蒔き、収穫するときにはlm前後の大きさになり、葉によっては重さが200〜250グラムにもなります。もちろん、畑の土壌の恵みやケールの生命力を活かすため、無農薬、無化学肥料栽培であることはいうまでもありません。また、青汁への製造の過程では、つねに濃度指数(ペーハー)や色をチェックし、検飲はもちろんのこと、徹底した残留農薬検査がおこなわれ、安全性に留意したものが最適です。なお、冬を越したケールには、やや甘みがありますが、栄養成分などは変わりません。政府の統計によると、近年、青汁などの健康食品の購入割合が高まりつつある傾向があるようです。是非一度、試してみては如何でしょうか。
マクロファージは大食細胞とも呼ばれ、外から入り込む病原菌やウイルスをパクパク食べて殺してくれる心強い免疫細胞のことです。マクロファージは体内に進入した病原菌などを食べに食べ、面白いことに食べすぎて死んでしまいます。ケールの凍結青汁を用いて、免疫力がどれだけ高まるかを実験した研究があります。この実験では、青汁を与えたラットのマクロファージの働きが活性化していることが分かりました。それらの正体が、青汁の成分のなんであるかまでは分かっていませんが、メラトニンやビタミン、ミネラルなどが相乗して、免疫力を高めたとも考えられます。同じように凍結青汁をラットに投与した実験で、免疫に深く関係しているNK(ナチュラルキラー)細胞の活性を調べたところ、投与したラットの群は投与しなかったラットにくらべ、活性が3倍も高くなったことも分かっています。
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